漢検準1級「表外の読み」|全50問。下の解き方の例を確認してから、練習を始めましょう。
入力する → 答え合わせ。わからないときは「わからない」。間違えた問題は「間違いノート」に自動保存されます。
下線部の漢字一字の読みを、送り仮名を含めずひらがなで答えます。
実際の問題では、各問の指示と解答欄に合わせて答えてください。例題は採点・学習記録には入りません。
この練習問題について
漢検の公開問題・出題範囲・形式を参考に、学習用として独自作成しています。日本漢字能力検定協会の公式問題の転載ではありません。
ここから練習問題|全50問
問題1
問題2
かど
意味:「廉(かど)」は、疑いや非難の根拠となる事柄。「不審の廉」「嫌疑の廉」のように用いる。「廉価(れんか)」の「レン」とは異なる表外の訓読みで、設問では「かど」と答える。
問題3
あげつら
意味:「論う(あげつらう)」は、物事の是非や他人の欠点を取り上げ、あれこれ論じること。ここでは人の過失をことさらに取り立てる意味。「論じる(ろんじる)」とは読みが違い、送り仮名「う」は解答に含めない。
問題4
あまね
意味:「周く(あまねく)」は、ある範囲の隅々まで行き渡ること。「恩恵が周く及ぶ」は、多くの人や地域に広く行き渡る意味。「周囲(しゅうい)」の音読みと異なり、この問題では「あまね」と読む。
問題5
したた
意味:「強か(したたか)」は、粘り強く容易には屈しないさま。また「強か打つ」のように「ひどく・強く」という意味でも使う。ここでは人物の気質を表す。「強い(つよい)」とは異なる表外の読みで、送り仮名「か」を除いた「したた」を入力する。
問題6
やや
意味・ポイント:「動もすると(ややもすると)」は、どうかすると、ある状態になりがちであるという意味。「動もすれば(ややもすれば)」ともいう。ここでは「動」を通常の「どう」「うご(く)」とは読まず、「やや」と読む。後ろの「もすると」は印刷されているので、解答欄には「やや」だけを書く。
問題7
しつら
意味:「設える(しつらえる)」は、室内や会場などを用途に合うよう整え、備えること。「来賓席を設える」は、席や調度を準備する意味。「設ける(もうける)」とは別の読みで、解答は「しつら」。
問題8
おさ
意味:「長(おさ)」は、一族や村などの集団を率いる人、かしらを指す。「村の長」「一族の長」などの用法がある。「チョウ」とも読める字だが、この設問では人を指す表外の訓読み「おさ」を答える。
問題9
おもんぱか・おもんばか
意味:「慮る(おもんぱかる)」は、相手の気持ちや事情をよく考え、思い巡らすこと。漢検協会の公式資料では「おもんぱかる」と示されている。送り仮名「る」は解答に含めない。「おもんばかる」という読みもあるため、この練習では「おもんぱか」「おもんばか」の両方を正答とするが、準1級の模試では「おもんぱか」のみを採点する。「慮」の音読みは「リョ」で、「配慮」「熟慮」にも使う。
問題10
なんなん
意味:「垂とする(なんなんとする)」は、ある数や状態にもう少しで達するという意味。例文は観客数が五万人に近づく場面。「垂」の一字だけを問うので「なんなん」と答え、後ろの「とする」は入力しない。
問題11
いつ
意味:「斎く(いつく)」は、心身を清めて神に仕えること。神仏などを大切にまつる意味でも用いる。「斎戒(さいかい)」の「サイ」とは異なる表外の訓読みで、解答欄には「いつ」だけを書く。
問題12
たまたま
意味:「適」は、この用法では「たまたま」と読み、思いがけず・偶然にという意味。「適、旧友に出会った」のように使い、「偶」「偶偶」とも書く。一般的な音読み「テキ」ではなく表外の訓読みを答える。
問題13
うたげ
意味:「宴(うたげ)」は、人々が集まって飲食などを楽しむ会のこと。常用漢字「宴」の表外の訓読み「うたげ」を答える。
問題14
さか
意味:「賢しら(さかしら)」は、利口ぶって生意気に振る舞うさま。「賢い(かしこい)」は単に知恵があることだが、「賢しら」には利口ぶった態度という含みがある。「しら」が送りの部分なので「さか」を答える。
問題15
つい
意味:「序で(ついで)」は、ある用事をする機会に、別の用事も一緒に済ませること。「買物の序でに寄る」のように使う。「序章(じょしょう)」の「ジョ」とは異なる表外の訓読みで、解答は「つい」。
問題16
ほぼ
意味:「粗(ほぼ)」は、完全ではないものの、大体・おおむねという意味。「粗全員」は、ほとんどの人が出席したことを表す。「粗い(あらい)」や音読み「ソ」とは異なり、「ほぼ」と読む。
問題17
おお
意味:「果せる(おおせる)」は、物事を最後までやり遂げること。「逃げ果せる」は追っ手から逃げ切ることをいう。「果たす(はたす)」とは読み方が異なり、送り仮名「せる」を除いて「おお」と答える。
問題18
ゆず
意味:「禅る(ゆずる)」は天子が位を譲ること(譲位)をいう。椅子や席を譲る場合には使わない。この問題では漢字「禅」の「ゆず」だけをひらがなで答える。
問題19
すだ
意味:「集く(すだく)」は、多くの虫が群がって鳴くこと。「草むらで虫が集く」は虫の鳴き声が集まる情景を表す。「集う(つどう)」「集める(あつめる)」とは別の読みで、解答は「すだ」。
問題20
あやか
意味:「肖る(あやかる)」は、長寿の人や縁起のよいものなどの影響を受けて、同じようになりたいと願うこと。この文では祖母の長寿にあやかりたいという意味。送り仮名「りたい」は印刷済みなので、解答は「あやか」。
問題21
おのの
意味:「戦く(おののく)」は、恐怖・寒さ・緊張などで体が震えること。「雷鳴に戦く」は、雷の大きな音に驚いて身を震わせる意味。「戦う(たたかう)」と同じ漢字だが読みは異なり、送り仮名「く」を除いて「おのの」と答える。
問題22
はや
意味:「逸る(はやる)」は、気持ちがせいて落ち着かず、早く行動したくなること。「成功を急いで心が逸る」のように使う。「逸れる(それる)」は進む方向から外れる意味で、この設問とは読みも異なる。解答は「はや」。
問題23
ふる
意味:「揮う(ふるう)」は、力や能力を十分に発揮すること。「腕を揮う」「指導力を揮う」のような用法がある。「指揮(しき)」「発揮(はっき)」にも含まれる字で、表外の訓読み「ふる」を答える。
問題24
まど
意味・ポイント:「円か(まどか)」は、丸く満ちているさま。また、穏やかで角のないさま。「円かな月」という用法に合わせ、この設問では送り仮名「か」を除き「まど」と答える。同じ「円か」には「つぶらか」という表外の読みもあるが、そちらは「円かな目」のように丸くかわいらしい様子をいう。文脈から読みを選ぼう。
問題25
ひた
意味:「直向き(ひたむき)」は、一つのことに集中し、熱心に取り組むさま。「直向きな努力」と使う。「直」は通常「なおす」「ただちに」などと読むが、この熟語では「ひた」と読む。「向き」は「むき」。
問題26
ねぎら
意味:「労う(ねぎらう)」は、相手の苦労や努力を認めて、感謝や慰めの気持ちを伝えること。「労る(いたわる)」は相手の負担やつらさを気遣うことを表し、読みが異なる。送り仮名「う」を除き、「ねぎら」と答える。
問題27
たた
意味:「称える(たたえる)」は、人の行い・功績などをほめ、言葉で高く評価すること。「讃える」とも表記する。「称」は「称賛(しょうさん)」の字で、「唱える(となえる)」とは読みや意味を区別する。解答は「たた」。
問題28
やす
意味:「易い(やすい)」は、動詞の連用形に付いて、その行為が容易であることを表す。「使い易い」は使うのが簡単という意味。「易しい(やさしい)」とも読める字だが、送り仮名「い」の前は「やす」と読む。
問題29
したた
意味・ポイント:「認める(したためる)」は、手紙や文章を書き記すこと。「礼状を認める」は手紙を書く場面であり、一般的な「認める(みとめる)」=承知する・存在や価値を判断する、とは意味も読みも異なる。送り仮名「める」を除き、漢字「認」の読み「したた」を解答する。
問題30
いたずら
意味:「徒に(いたずらに)」は、むだに、意味もなく、の意。送り仮名の「に」は解答に含めず、漢字「徒」の部分だけ「いたずら」と読む。
問題31
くみ
意味:「与する(くみする)」は、ある人・集団の仲間となり、その行動に加わること。「不正な勢力に与する」のように使う。「与える(あたえる)」とは別の読みで、送り仮名「する」の前の「与」を「くみ」と読む。
問題32
め
意味・ポイント:「賞でる(めでる)」は、花などの美しさに感心し、味わい楽しむこと。「愛でる」とも書き、どちらも「めでる」と読む。「賞」は「鑑賞」「賞賛」のように、よさを味わう・ほめる意味を持つ。ここでは送り仮名「でる」が印刷されているので、解答は「め」だけ。
問題33
しご
意味:「扱く(しごく)」は、長い物などを手や布で挟み、力を入れて引くこと。また人を厳しく鍛える意味でも使う。「扱く(こく)」という別の読みもあるが、この設問の「雑巾を強く扱く」は、手でしごく意味の「しご」を答える。
問題34
やから
意味:「族(やから)」は、ある種類の人々や仲間を指す言葉。「不逞の族」は秩序に従わない者たちのことをいう。「一族(いちぞく)」の「ゾク」とは異なる表外の訓読みで、「やから」と答える。
問題35
はべ
意味:「侍る(はべる)」は、身分の高い人のそばに控え、仕えること。古典では丁寧な表現としても使われる。「侍(さむらい)」とは異なる読みで、送り仮名「る」を除いて「はべ」と答える。
問題36
ぬか
意味・ポイント:「額ずく(ぬかずく)」は、額を地面につけるほど深くお辞儀・礼拝すること。「額突く」「額衝く」「叩頭く」とも表記する。「額(ぬか)」は「ひたい」の意味。「神前に―く」は辞典でも用例となる表現で、この問題では後ろの「ずく」は印刷済みのため「ぬか」と答える。
問題37
かしこ
意味:「畏い(かしこい)」は、恐れ多く、うやうやしく感じるさま。「賢い(かしこい)」が知恵にすぐれている意味なのに対し、「畏い」は敬意や畏れを含む。送り仮名「い」の前は「かしこ」と読む。
問題38
なにがし
意味:「某か(なにがしか)」は、はっきりした金額を示さずに「いくらか・少しばかり」を表す言い方。ここでは寄付として渡した金額を漠然と示す。「某」は「なにがし」と読み、送りの「か」は印刷されているため、解答は「なにがし」。
問題39
じ
意味:「焦れる(じれる)」は、物事が思うように進まず、落ち着かなくなること。「焦る(あせる)」は急いで気持ちが乱れる意味で、読みと用法が異なる。「返答が遅く焦れる」では、送り仮名「れる」を除き「じ」と答える。
問題40
ほとん
意味:「幾ど」は「ほとんど」と読み、あと少しでその状態になるという意味。「ほぼ完成している」の「ほぼ」に近いが、ここでは「もう少しで完成する」の意。漢字「幾」の読み「ほとん」だけを入力し、印刷済みの送り仮名「ど」は含めない。
問題41
たなごころ
意味:「掌を指す(たなごころをさす)」は、物事が極めて明白であることをいう成句。この表現での「掌」は「たなごころ」と読む。「てのひら」という別の読みは、この設問の正答とは区別する。
問題42
うべな
意味:「諾う(うべなう)」は、相手の意見や申し出に同意し、受け入れること。「諾」は「承諾(しょうだく)」「快諾(かいだく)」の字だが、この設問では表外の訓読み「うべな」を答える。送り仮名「う」は含めない。
問題43
あざな
意味:「糾える(あざなえる)」は糸や縄をより合わせること。「禍福は糾える縄のごとし」は、幸運と不運が交互に訪れるというたとえ。解答には送り仮名「える」を含めず、漢字「糾」の読み「あざな」だけを記す。
問題44
しら
意味:「報せる(しらせる)」は、出来事や結果を相手に伝えること。「知らせる」とも書く。「報告(ほうこく)」の「ホウ」とは違う表外の訓読みで、送り仮名「せる」を除いた「しら」を答える。
問題45
ほぐ
意味・ポイント:「解す(ほぐす)」は、絡まったものや固いかたまりをばらばらにすること、また、固くなったものを柔らかくすること。設問の「肩を解す」は、肩のこわばりを和らげる意味。「解く(とく)」などとは異なる読み方なので、場面から判断する。送り仮名「す」を除いて「ほぐ」と答える。
問題46
なじ
意味:「詰る(なじる)」は、相手の失敗や言動を問いただし、責めること。「失策を厳しく詰る」のように用いる。「詰まる(つまる)」「詰める(つめる)」とは読みが異なる。ここで答えるのは「なじ」。
問題47
すべ
意味:「都て(すべて)」は、残らず全部、何もかもという意味。「都合(つごう)」「都市(とし)」の音読みとは違い、漢字「都」の表外の訓読み「すべ」を答える。「て」は印刷済みなので解答に含めない。
問題48
ほしいまま
意味:「縦(ほしいまま)」は、自分の望むとおりに自由に振る舞うことを表す。「権力を縦にする」は、権力を自分の思うままに使うという意味。「縦(たて)」のような方向を表す読みとは異なる。
問題49
たっと・とうと
意味:「尚ぶ」は、価値あるものとして大切にし敬うこと。「とうと(ぶ)」とも読む。
問題50
まな
意味:「愛弟子(まなでし)」は、師匠が特にかわいがり、期待をかけている弟子。「愛(まな)」は「愛娘(まなむすめ)」「愛子(まなご)」にも使われる表外の訓読み。「弟子」は「でし」と読むため、解答は「まな」。

いそ
意味:「勤しむ(いそしむ)」は、学問や仕事などに熱心に取り組むこと。「勤」は通常「キン」「つとめる」と読むが、「いそしむ」は表外の訓読み。送り仮名「しむ」はすでに書かれているので、解答は「いそ」。